午後3時15分一寸一服

『GIANT KILLING』!凄いぞ,ラグビー日本代表!

2015.09.21更新

こんにちは。日本橋人形町の弁護士・濵門俊也(はまかど・としや)です。

 

 秋の大型連休(シルバーウィーク)の初日。とんでもないニュースが飛び込んできました。

 

 2015年9月19日,イングランド・ブライトンのブライトン・コミュニティースタジアムで行われた,ラグビーワールドカップ2015。

 グループリーグ・プールBにおいて,世界ランキング第13位の日本代表は,初戦から過去2度の優勝を誇る世界ランキング第3位の南アフリカ代表との対戦となりました。

 これまでワールドカップで通算わずか1勝しか挙げておらず,2引き分けを挟んで同大会16連敗中だったという日本代表の戦績を考えますと,誰もが南アフリカ代表の勝利を信じて疑わない試合のはずでしたが……。何と!日本代表は南アフリカ代表を34-32で破ったのでした。連合王国(英国)の地元紙であるガーディアンは,「ワールドカップ史上,比類のない試合。世界に波紋を広げた」と報道し,同じくデイリー・テレグラフは電子版のトップで,「史上最大の番狂わせ」と伝えたそうです。

 まさに,『GIANT KILLING』(ジャイアントキリング)!この歴史的な勝利に興奮しました(当職の世代は大映ドラマ『スクール☆ウォーズ〜泣き虫先生の7年戦争〜』を観てラグビーに興味を持ちました。いまだに『ヒーロー』のイントロと滝沢賢治先生の声が聞こえてきます。)。

 2019年にわが国で開催されるラグビーワールドカップに花を添えるべく予選を突破したいところです。

 

 しかし,どのくらい凄いことなのかいまいちよく分からないという声も多いようです。

 インターネット上に,分かりやすい例えが多数出ていたのでご紹介します。

 【機動戦士ガンダム】

 ・ボール(フラウ・ボゥ搭乗)がジオング(シャア・アズナブル搭乗)を撃墜し,さらにビグ・ザムを墜とし,テム・レイ(アムロ・レイの父親,酸素欠乏症になってしまう。)を正気に戻す。

 ・ザク(おそらく量産型と思われる。)がνガンダムにヒートホークを1回当てる。

 【ドラゴンボール】(なぜか,ヤムチャネタが多い。)

 ・ヤムチャがベジータに勝つ。

 ・ヤムチャがフリーザ様を1回変身させる。

 【他のスポーツ】

 ・J2のチームがイングランド代表に勝つ。

 ・県大会ベスト4の高校がソフトバンク・ホークスに勝つ。

 【変わり種】(個人的にはこれが一番笑えました。)

 ・女優の桐谷美玲さんが吉田沙保里選手に本気勝負で勝つ。

 

 ユニークな例えの数々です。ちなみに,『ハリー・ポッター』の作者J.K.ローリングさんは,南アフリカ代表と日本代表の劇的な試合を観て「こんなの書けない」とつぶやいたそうです。

投稿者: 弁護士濵門俊也

テレビドラマ『民王』・大団円!!

2015.09.19更新

こんにちは。日本橋人形町の弁護士・濵門俊也(はまかど・としや)です。

 

 昨日(平成27年9月18日),テレビ朝日の金曜深夜ドラマ『民王(たみおう)』が最終回を迎えました。このドラマは,池井戸潤さんの小説『民王(たみおう)』を原作としており,当職も原作は読んでおりましたが,本ドラマは期待以上,ある意味原作を超えた愉快,痛快な内容となっており(内閣総理大臣・武藤泰山を演じた遠藤憲一さんはズルかったですね。「ワニ顔」,さすがでした。泰山の公設第一秘書の貝原を演じた高橋一生さんも慇懃無礼な感じを好演されました。),2015年7月期のドラマとしては,個人的に1位となりました(ちなみに,2位は『デスノート』,3位は『花咲舞がだまってない』です。我ながらなかなかミーハーですね。)。

 

 池井戸潤さんといえば「半沢直樹」シリーズに代表されるように,企業物の小説がよく知られていますが,『民王』は,内閣総理大臣(わが国の政治のリーダーであり,日本版『民王』です。)を主人公とした,肉体と精神が入れ替わるタイプの小説です。

 内容はネタばれするので触れませんが,『民王』を貫く哲学としては,「理想論」があるように思います。バカ息子・武藤翔(菅田将暉さんが好演しました。若手の俳優さんには実力のある方が多いです。)を採用したアグリトラディショナル社長(大場健二さんがゲスト出演されました。当職世代では『宇宙刑事ギャバン』です。ちなみに,面接官を務めた渡洋史さんは『宇宙刑事シャリバン』です。そうすると,アグリトラディショナル社はバード星の企業なのでしょうか。)は,「君みたいにさ,理想論ばかりを言っている若者はたちが悪い」,「だが,理想論すら語らない若者はもっと立ちが悪い」と言っていましたが,この社長の言葉こそ,池井戸潤さんからのメッセージかもしれません(社長が最後に「よろしく,勇気!」と語り,翔と握手した場面では,「ありがとう!ギャバン!」と言ってしまいました。当職の横で無表情だった妻の態度は言うまでもありません。)。

 ちなみに,最終回には,レインメイカーでお馴染みのオカダ・カズチカ選手も登場しました。いやぁ豪華です。

 

 「浅きを去って深きに就くは丈夫の心なり」という箴言があります。

 本日未明ついに平和安全法制が可決されました。わが国の「民王」はかつてないほどの強権をもちました。まさに「一強」です。「本懐」を遂げたともいえる「民王」が,何を思い,どこに向かっていくのか,不断の監視をつづけなければなりません。

 しかし,今回の平和安全法制の一部野党の対応は目に余るものがありました。とくに,かつて集団的自衛権の行使容認を検討していた政権も担当したことのある政党が,世論が動いたのをみるや議論を放棄し,安易な違憲論を展開したことを許すことはできません(失われた3年の反省をまったくしていないことの証左といえます。)。

 「浅き」に就いた勢力と「深き」に就いた勢力をしっかり見極める必要があります。

投稿者: 弁護士濵門俊也

「司法試験考査委員による試験問題漏えい事件」

2015.09.08更新

こんにちは。日本橋人形町の弁護士濵門俊也(はまかど・としや)です。

 

 本日は,平成27年度の司法試験の合格発表の日です。それに合わせるように,昨日,今年の司法試験の内容が漏えいした問題がニュース報道されました。法務省は本日(9月8日),「司法試験考査委員」を務めていた明治大学法科大学院の憲法学の教授(以下「明治大教授」といいます。)が,試験前に教え子の受験生に問題の内容を漏らしていたと発表しました。

 

 あらためていうまでもありませんが,司法試験考査委員は,非常勤の国家公務員として守秘義務が課せられています。法務省の司法試験委員会は,本日,国家公務員法違反(守秘義務違反)の被疑事実で,先の明治大教授を東京地方検察庁に告発しました。

 法務省の調査に対し,明治大教授と受験生は漏えいの事実を認めており,同省は同教授を考査委員から解任したそうです。告発を受けた東京地検特捜部は,漏えいの経緯などについて本格的に捜査を始めたようです。

 法務省などによりますと,明治大教授は作成に関わった憲法の論文式試験第1問の出題内容を,今年5月の試験前,教え子の20代女性に漏らしたとのことです。漏えい先はこの女性1人で,同省は女性を採点の対象から除外するとともに,今後5年間,司法試験などを受験することを禁止する行政処分を行ったそうです。この処分により,女性は司法試験の受験資格を失うこととなります。

 明治大教授は,自分が作問に関わった憲法についての論文式試験の内容だけでなく,解答する上で必要な論述のポイントまで,事前に教えていたということも分かっているようです。論文式試験の採点が始まると,この女性の答案だけが「情報漏えいがなければ作成困難」な内容だったそうであり,疑問に感じた別の考査委員が情報提供し,法務省が調査に乗り出したそうです。

 

 「司法試験考査委員による試験問題漏えい事件」は,忘れたころにやってくる感じで問題が発生します。最近ですと,司法試験考査委員だった元慶応義塾大学法科大学院教授が,平成19年,実際の出題に類似した論点を試験前の学生に説明していたという事件がありました(この慶応大教授は不起訴処分となっています。)。

 その後,法務省はこの問題を受け,法科大学院で教授などを務める学者と,弁護士や裁判官などの実務家がほぼ半数ずつだった司法試験考査委員の割合について,翌平成20年の試験から学者枠を減らすなど再発防止に取り組んでいました。

 

 ある司法試験考査委員が,「その後は問題漏えい対策を強化していたはずなのになぜこんなことが起きたのか,信じられない」という趣旨の発言があったことを紹介している報道もありましたが,「『ありえない』なんて事(こと)はありえない」(英語ですと”Nothing is impossible.”)(by 荒川弘さん原作の漫画『鋼の錬金術師』に登場するホムンクルス・グリードの言葉)と肝に銘じるべきです。また,尾田栄一郎さん原作の漫画『ONE PIECE』にも,「人が空想できる全ての物事は起こりうる現実である」との言葉が出てきます。

 今回の問題は,平成19年の漏えい事件とは比較にならないほど,「司法試験の公正性」を揺るがす問題に発展しそうです。「氷山の一角」にすぎないということにならないようにしていただきたいと思います。

投稿者: 弁護士濵門俊也

『玉置浩二~故郷楽団~concert tour2015』を見に行ってきました!

2015.09.05更新

こんにちは。日本橋人形町の弁護士濵門俊也(はまかど・としや)です。

 

 昨日(平成27年9月4日)の東京の空は,異常な暑さから一転,ゲリラ豪雨が降り嵐となりました。その後,再び晴れ間が現れ,まさに疾風怒涛の人生を象徴する天候でした。

 その日の夕方,当職は妻と待ち合わせし,東京国際フォーラムに『玉置浩二~故郷楽団~concert tour2015』を見に行ってきました。

 LIVEはまさに圧巻!昨年の『GOLD TOUR』は,安全地帯メンバーを帯同した大変盛り上がった内容でしたが,今回のtourは,比較的静かに,穏やかに,しっとりとしている内容となりました(ネタばれしないように詳細は書きません。)。

 ただ,その反動からか,『田園』が演奏された際は,皆で総立ちとなり,盛り上がりました。

 

 いやはや,それにしても玉置さんの声は,胸をわしづかみにします。個人の感想ですが,昨年よりもさらにパワーアップしている気がしました。唸りまくりでした。本当に凄い方です。

 12月に行われる『KOJI TAMAKI PREMIUM SYMPHNIC CONCERT 2015-THE FINAL』のチケットも取れましたので,年末も玉置さんに会いに行きます。

投稿者: 弁護士濵門俊也

9月1日は『防災の日』

2015.09.01更新

こんにちは。日本橋人形町の弁護士濵門俊也(はまかど・としや)です。

 

 本日裁判所に行きますと,防災訓練が実施されておりました。裁判官と話をする際に放送が流れたりしますと,なかなか聞きづらくて困りました。しかし,本日は,ありとあらゆる自然災害を避けることができない日本という国土に住む我々にとっては,極めて重要な日です。そうです。本日は,「防災の日」です。

 

 「防災の日」は,昭和35年(1960)年6月11日,内閣の閣議了解によって制定されました。「政府,地方公共団体等関係諸機関をはじめ,広く国民が台風高潮,津波,地震等の災害についての認識を深め,これに対処する心構えを準備する」こととし,毎年9月1日を中心として「防災思想の普及,功労者の表彰,防災訓練等これにふさわしい行事」が実施されます。また,「防災の日」を含む1週間を防災週間として,様々な催しが行われます。

 

 9月1日の日付は,大正12年(1923年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだものです。

 大正12年(1923年)年9月1日午前11時58分,震度7(マグニチュード7.9)の大地震が関東地方を襲い,死者・行方不明合わせて10万5千余名の尊い人命が失われました。

 関東大震災については,震災後の混乱に乗じて社会主義や自由主義の指導者を殺害しようとする動きがありました。また,朝鮮人による凶悪犯罪や暴動が行われているなどのデマが行政機関や新聞,民衆を通じて広まり,民衆,警察,軍によって朝鮮人,またそれと間違われた中国人,日本人(聾唖者など)が殺傷されるという被害が発生したりもしました(ヘイトスピーチもその背景にあったようです。)

 

 また,例年8月31日,9月1日付近は,台風の襲来が多いとされる「二百十日」にあたり,「災害への備えを怠らないように」との戒めも込められています。

 制定前年の昭和34年(1959年)9月26日,「伊勢湾台風」によって,戦後最大の被害(全半壊・流失家屋約15万戸,浸水家屋約36万戸,死者約5,000人,行方不明約400人,傷者約4万人)を被ったことが契機となっています。

 

 ところで,「防災」とは,どんな言葉の意味があるのでしょうか。

 『広辞苑[第六版]』(岩波書店)には,「災害を防止すること。」と記載されていますが,災害対策基本法では,「災害を未然に防止し,災害が発生した場合における被害の拡大を防ぎ,及び災害の復旧を図ることをいう。」(同法第2条第2号)と定義しています。

 ちなみに,『広辞苑』に「防災」という語が掲載されたのは,昭和44年(1969年)5月発刊の第二版第一刷からで,昭和30年(1950年)5月に発刊された初版本には載っていません。「防災意識」の高まりが『広辞苑』に掲載される語に影響を及ぼした証左といえるでしょう。

投稿者: 弁護士濵門俊也